行雲流水

ごきげんよう

2018年9月の読書

9月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:2987
ナイス数:104

東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫)東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
ターゲットの殺害を指示された麻薬密売組織に属する少年の物語を描くロードノヴェルにしてクライムノヴェル。長旅の末に遂に相手を殺すも、達成感あるいは罪悪感といった感覚よりも、どこか物寂しく荒涼とした空気が漂う純文学的な作品だった。「だが、信頼はくせ者だ。"信頼"とは"不信"が仕方なく演じる役柄なのかもしれない。」という一節が印象深い。
読了日:09月01日 著者:ビル ビバリー
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)感想
ひょんなことから邂逅を果たした2人の女子大生が、ネット発の都市伝説の世界に飛び込み、謎を解決する連作短編小説。早くも腐れ縁的な性質を帯びつつある少し奇妙な二人の関係の今後にも自然と期待が持てる。
読了日:09月06日 著者:宮澤 伊織
フェイト/エクストラ CCC Foxtail(1) (カドカワコミックス・エース) (角川コミックス・エース 472-1)フェイト/エクストラ CCC Foxtail(1) (カドカワコミックス・エース) (角川コミックス・エース 472-1)感想
キャス狐をサーヴァントとする「Fate/EXTRA CCC」の外伝。本編のラスボスが呆気なく退場する、没になったサクラファイブの残りのメンバーが登場するなど、展開がなかなか衝撃的。キャス狐と狐耳のJKセイバーの同族嫌悪とドツき漫才をし出す一触即発の関係は、見ていて興が湧く。そしてこの世界のBBは本編のBBと明らかに様子が違うようで…。
読了日:09月10日 著者:たけのこ星人,TYPE-MOON/マーベラスAQL
フェイト/エクストラ CCC FoxTail (2) (カドカワコミックス・エース)フェイト/エクストラ CCC FoxTail (2) (カドカワコミックス・エース)
読了日:09月11日 著者:たけのこ星人
フェイト/エクストラ CCC FoxTail (3) (カドカワコミックス・エース)フェイト/エクストラ CCC FoxTail (3) (カドカワコミックス・エース)
読了日:09月12日 著者:たけのこ星人
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (1)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (1)感想
本来の男性のアーサー・ペンドラゴンを主役のサーヴァントとする「Fate/Prototype」の前日譚。とは言っても1991年と1999年の東京の聖杯戦争が交互に挿入されるという特殊な体裁を取っている。同じセイバーをサーヴァントとすることになった沙条姉妹の対比はどこか残酷に響いた。
読了日:09月20日 著者:桜井 光
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (2)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (2)感想
綾香のライバルである玲瓏館美沙夜とキャスター(とランサー)の主従の描写が中心。美沙夜は遠坂凛からお人好しとうっかり要素を抜いたような人となりの持ち主だが、本物の天才である愛歌が登場する関係でさほどキツいという印象があまりない。
読了日:09月21日 著者:桜井 光
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (4)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (4)感想
これを読むとアーチャー・アーラシュのステラを発動するのが申し訳なくなるほど颯爽とした大英雄ぶりを見せてくれる巻。ライダー、3騎士が束になってようやく勝てる文句なし ランサーとシグルド 、ライダーとネフェルタリやモーセとの関係といったバックボーンもストーリーに花を添える。でもギルガメッシュポジションと思われるライダーの退場は意外と早かった。そして愛歌の暗躍ぶりが加速度的にエスカレートしていく。
読了日:09月23日 著者:桜井 光
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (5)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (5)感想
最終巻。キャスターもアサシンも忠誠と背信の間で揺れ動く、一筋縄では理解できないサーヴァントであることを痛感。そしてセイバーと愛歌、そして綾香に待ち受ける命運とは…。やはり愛歌はBBどころじゃない。全体としては、各サーヴァントの来歴について大いに勉強になったけど、ストーリーとしてはやや淡白で若干物足りない気がした。
読了日:09月24日 著者:桜井 光
フェイト/エクストラ CCC FoxTail (4) (カドカワコミックス・エース)フェイト/エクストラ CCC FoxTail (4) (カドカワコミックス・エース)
読了日:09月30日 著者:たけのこ星人
Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (3)Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ (3)感想
今までありそうでなかった、平凡な少年マスターと歳の近い温和な青年のサーヴァントの主従関係。なんだか少しほっこりした。一方で、本来のマスターを殺して別のマスターにつくアサシンは「Fate/Apocrypha」の黒のアサシンのセルフ(?)オマージュか。まあマスターを鞍替えしたサーヴァントは別に珍しくはないが。
読了日:09月30日 著者:桜井 光

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