20190430-0505_平成と令和の狭間のGW
巷では10連休だが、その日も休めるとは限らない我が身のつらさよ。
5/1(水)
令和最初の日。この日も新宿で「響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」(3回目)を見るために新宿へ。いわゆる令和の映画見初め*1。
その後はTwitterのフォロワー氏とのオフ会のため、初上陸となる巣鴨へ。ホリンゴルというモンゴル料理店で、これまた人生初となるモンゴル料理に舌鼓を打つことに。
歓談する中、羊肉料理の他、バターの風味がするモンゴルミルクティーやら、ヨーグルト酒やら珍しいものもあったが、一番の珍味は羊の脳味噌だった。白子のような食感だったが、味は大してなかった。
そして、デザート枠の2枚目の揚げパンはとても美味。また食べたいね。
5/3(金)
この日はかねてより行きたかった北條五代祭りの見学のため、小田原に向かうことに。新松田駅で富士山がきれいに撮ることができたので幸先が良い。
昼食として選んだのが、小田原駅東口から程近い老舗寿庵のおろしそば。シンプルかつさっぱりしていて美味だった。
小田原城銅門広場前の屋台に出店していた本厚木おひさまのシロコロホルモンの唐揚げをツマミに電気ブランハイボールを白昼堂々呑むのは痛快だった。これこそ福祉。
平日の昼に飲む酒が一番美味いが、休日でも昼間に飲む酒の味は極上だ。
小田原城前の藤棚の藤が咲いているのを初めて見た。とてもきれいだった。
いよいよ北條五代祭りのメインイベントであるパレード。初代北条早雲役が小田原出身の俳優で観光大使の合田雅吏氏、四代北条氏政役が大河ドラマ「真田丸」でも氏政役を務めた高嶋政伸氏ということもあり、注目度は高め。
パレードの参加者の装いもなかなか本格的で、甲冑の再現度は特に目を瞠るものがあった。さすが歴史ある城下町。それも善政で名高い北条氏のお膝元。
5/5(日)
この日は横須賀の記念艦三笠の見学のために京急線の横須賀中央駅で下車して三笠公園へ。三笠は英国ヴィッカース社で建造された戦艦で、日露戦争の日本海海戦で東郷平八郎元帥が乗艦して指揮をとったことで知られている。
艦砲や舵が残っており、さらに艦砲は左右に動かすことができる状態で保存しているあたり、すごい。
高い位置から遠目に眺めて見えるのが要塞の島として知られる猿島、そして米海軍横須賀基地。
驚いたのがインテリアが洒落ていたこと。氷川丸より20年以上古い、日英同盟締結の1902年に英国で建造されただけのことはあると思った。純日本生まれの軍艦もこのくらい快適な居住性があれば…。
日露戦争前後の歴史博物館的な展示も、日本海海戦の解説ビデオのように映像的なものが多く、見ていて飽きなかった。艦の維持費等を考えると600円というのはかなりお得で、倍の金額でも文句は言えないくらいの充実ぶりだった。
三笠見学後は市が横須賀海軍カレーをPRする前からのカレーの名店であるベンガルのチキン・シーフードカリーを食した。モダンな喫茶店風の店内で食べた洋風カレーは、適度に日本風にローカライズされており、実に旨かった。
あとがき
GW各日分をまとめての投稿なので長くなってしまった。最初10連休になると聞いた時はどのように時間を過ごそうか、と戸惑いもしたが、意外と近場で過ごす手段も充実しているんだな、との思いも新たにした。
いつか、今度は自分で有給休暇を取るなりして、まとまった休日を過ごしてみたい。
*1:「見初め」の意味が違う気がするが気にしない!