20190711_特別展「三国志」
上野の東京国立博物館の特別展「三国志」。
三国志演義の名場面の絵画、曹操や朱然の墓の出土品や土製の建造物のミニチュア、横山三国志や真・三國無双シリーズとのコラボ展示などいろいろあって、三国志ファンにはたまらない展示だった。どれも写真撮影OKだったのが太っ腹。
横山三国志の生原稿。吹き出し内の台詞を後から貼り付ける形式だったとは驚き。
宣伝ポスターのセンターを飾るなど、今回の展示のシンボルとなっている関羽像。
NHKで放送された人形劇三国志で使われた人形。孫権だけ顔の血色がやたら良い。
1800年前のものとは思えない豪華な壺。
象の像。曹操の息子の曹沖が象の重さの測り方を言い当てたエピソードなど、南方から生きた象が献上されたのは知っていたが、死後の世界に向かう際に騎乗するものとは知らなかったぞう。
生活感と豪奢さを同時に感じさせる副葬品。どことなく西方地域や騎馬遊牧民族の影響を受けているような気がする。
大名行列かな?
当時の鏡の使い方がわかる貴重な遺物である鏡台。
高層の建築物のミニチュア。人の背丈以上の大きさの精巧な土製。
こちらも土製。献帝が曹丕に帝位を譲った後に移り住んだ穀倉地帯の焦作にあったそうな。
三国志演義で赤壁の戦いを目前に控えた諸葛孔明が10万本の矢を揃えようとしたシーンかな?
偏将軍の印璽。つまみに亀が付いているのがかわいい。思ったより小さかった。