疾風勁草

子曰く、歳寒くして然る後に松柏の凋むに後るるを知る

20170805_山梨

久々に自動車を運転して家族で山梨方面へ。山梨に行くのはちょうど7年ぶりか。

明野町のひまわり畑

f:id:kamikami3594:20170820204613j:plain

早朝に自宅を出て到着したのが、南アルプス八ヶ岳連峰の麓にある北杜市明野町のひまわり畑。余談ではあるが、我が祖父母の代が生まれ育った白州町や武川町があるのも北杜市ということもあって、我が家のルーツという意味でもこのあたりの土地には所縁を感じる。

話題を戻すと、日照時間が日本一なのがここ山梨県ということで、明野町はひまわりの町であることをPRしているそうな。南アルプス八ヶ岳の山々を背にしながら、一斉に咲き誇るひまわりを眺めるのは壮観であるという他なかった。

f:id:kamikami3594:20170820204611j:plain

f:id:kamikami3594:20170820204612j:plain

ひまわり畑は20以上の区画に分けられていて、時期をずらして花を咲かせるようになっていた。その内見頃だったのが4,5区画ほどだった。何という気合の入れ様。この日私が住む関東地方は生憎の空模様だったが、山梨方面は晴れており、こうしてひまわりと共に南アルプス八ヶ岳の山々を仰ぎ見ることが叶った。

富士花鳥園

次に寄ったのが富士山の麓、朝霧高原にある花と鳥のテーマパーク。要は鳥専門の動物園+植物園÷2と言ったところ。明野町からはそれなりに離れた場所にある。実は所在地は静岡県富士宮市2年前にに寄った掛川花鳥園の姉妹園にあたる。

kamikami3594.hatenablog.com

武家屋敷のような建物の奥に屋内型の一見温室のように見えるが、空調が効いており、中は涼しい。2年前にはいなかったハシビロコウをはじめ、幅広く鳥を飼育展示する掛川花鳥園よりも規模は小さいものの、フクロウが多いのが富士花鳥園の特徴。なかなかいいシーンが撮れなかったため、写真は残っていないが、観客の前をフクロウやハリスホークが飛ぶバードショーを見ることもできた。
f:id:kamikami3594:20170820204615j:plainf:id:kamikami3594:20170820204617j:plainf:id:kamikami3594:20170820204616j:plain

小作のほうとう

帰る途中に寄ったほうとう料理店・小作の河口湖町店。山梨に行く度にほぼ必ず寄っている店である。外装内装ともに和風の佇まいにして、水車まで設置している店が多く、馬刺し、アワビの煮貝、ヤマメの塩焼きといったほうとう以外の山梨の郷土料理を扱っているのも小作の特色。

f:id:kamikami3594:20170820204620j:plain

注文したのは豚肉ほうとうと海老天重。味噌仕立てのほうとうは春夏秋冬のいつ食べても美味だし、大振りのエビが3本も天ぷらが入った海老天重は実に豪勢だった。というわけで家族とシェアして食べた。本当は夏であるだけに、おざらという冷やしほうとうが食べたかった、という思いもあったけど、どのほうとうも美味だし、まあいいや。
f:id:kamikami3594:20170820204618j:plainf:id:kamikami3594:20170820204619j:plain