20180519_金沢の旅3日目
楽しかった金沢旅行もこれで最終日。
1日目と2日目はこちら
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金沢21世紀美術館
前々から行きたかった金沢21世紀美術館。目だけでなく文字通り身体を使って作品(絵画だけでなく映像や彫刻など)を鑑賞できる現代アートの美術館だった。写真は有名なレアンドロのプール。水と思われている部分は透明のガラスで仕切られているため、上から眺めると不思議な光景に見える。
こういった抽象芸術的な作品が多かったが、360度の方向から近付いたり遠ざかったりして見てみるとまた違ったものが見えてくれ…はず。現代アートというのはやはり訳が分からない。でもそれがいい。
兼六園
時の老中であった松平定信から宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていると評されたことからその名が付いた兼六園。押しも押されもせぬ金沢の定番の観光スポットにして、加賀藩主によって造営された日本三大庭園の一つ。この時期は緑が多く雰囲気が実に佳きかな。2年前に行った水戸の偕楽園とはまた違う雰囲気があり、しみじみする。紫色が鮮やかな菖蒲の花が見頃だった。
滝やら小川やらの水の流れが実に涼やかであった。動と静のミラクルコンボ。今日は本当に涼しい気候だったが。3枚目の噴水は19世紀半ばのもので日本最古の噴水らしい。
金沢の郷土料理である治部煮を使った治部煮うどんは素朴な味で美味だった。
にし茶屋街・寺町寺院群・長町武家屋敷
東山ひがし茶屋街、主計町茶屋街に並ぶにし茶屋街。金沢駅方面から見て犀川の向かい側にある。こちらの方が道が広かった。金沢らしい。
にし茶屋街の程近くにあるのは寺町寺院群。京都や奈良、鎌倉も斯くやと思われるほど寺院が密集している地区。案内板を見れば密集具合が一目瞭然。一向一揆の勢力が守護を追い払った歴史があることもあって、浄土宗や浄土真宗の寺院が多かった印象。
犀川大橋、塗装と額縁(？)のデザインがどこかけばけばしい。
和風の建築物に石畳と漆喰の壁が続く長町武家屋敷の街並みはかつての藩政時代の城下町を思い起こさせてくれる。雪が降る日に行ったら風情満点なんだろうな…。
長町武家屋敷街の中の店で買った金沢流ホットドッグ。カレー味のキャベツ付きで金沢カレーっぽい。そしてボリュームが意外と多い。
